日本パラスポーツ看護学会 第6回学術集会
閉会の挨拶

第6回学術集会長
黒田 るみ

 皆様にご支援いただきました第6回学術集会は,予定通り,令和6年6月22日(土)に,福島県看護会館みらい(福島県看護協会)に於きまして,盛会のうちにすべてのプログラムを滞りなく終えることができました.

 ボランティアの学生さんを含めますとちょうど100名の皆様にご参加いただきました.皆様には,第6回学術集会の終了をご報告申し上げますとともに,ご支援いただきましたことに,心より御礼申し上げます.

 第6回学術集会は終了いたしましたものの,パラスポーツ看護学の活動や今後の発展につきましては,多くの課題が残されております.例えば,看護職が個人的に支援に携わりたいと考えていても,それを支援する体制が整っていないこと,医学や理学療法学など,隣接する他の学問分野の知見に頼った活動が中心になっており看護学独自の知見はまだまだ少ないことなどです.これらの課題を踏まえ,本学会では,今後も,パラスポーツに取り組まれる障がいをお持ちの方々やパラスポーツに関わる他の専門職の皆様方と共に.看護職の役割を考えて参りたいと考えております.引き続きご支援を賜りますよう,何卒よろしくお願い申し上げます.

最後に,末筆ながら,皆様方の更なるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げるとともに,次回,第7回学術集会が開催されます滋賀の地で再会できますことを楽しみにしております.