日本パラスポーツ看護学会 第7回学術集会
ご挨拶
日本パラスポーツ看護学会 第7回学術集会
会長 安田 孝志 (びわこリハビリテーション専門職大学) |
この度、2025年6月22日(日)に滋賀県立障害者福祉センターにて「日本パラスポーツ看護学会 第7回学術集会」を開催させていただきます。第7回大会の大会長は、初の理学療法士として任命されました。このような新たな立場から、本学術集会のテーマとして「健康とスポーツの融合 ~ 看護師と他職種の連携 ~」を掲げさせていただきました。パラスポーツへの関わり方を新しい視点で再考し、パラスポーツに取り組む方々への看護職の重要性を形にしていきたいと考えています。
本学術集会では、看護職だけでなく、医師や理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、義肢装具士といった他職種がどのようにパラスポーツの現場に関わり、どのような役割を担っているのかを掘り下げていきます。また、パラアスリートや他職種の方々が看護師に何を期待しているのか、その生の声を直接聞くことを目的にプログラムを構成しました。
プログラム内容といたしましては、まず教育講演として、神奈川リハビリテーション病院の杉山肇病院長に、医師の立場から看護師に期待することについてご講演いただきます。さらに、シンポジウム1では、医師(Dr.)、看護師(Nrs.)、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、義肢装具士がそれぞれの立場からパラスポーツの現場における役割を紹介し、看護師への期待を論じ合います。シンポジウム2では、車いすバスケットボールをはじめ日本代表として国際大会に参加されたアスリートの皆さんに、アスリートの視点から看護師に期待することをお話しいただきます。
また、例年通り一般演題や症例検討も募集いたします。毎年、パラスポーツをテーマにした多彩な内容で、日本パラスポーツ看護学会ならではの特色を持った集会となっています。
第7回学術集会は、大会長が初の理学療法士という立場から、パラスポーツと看護師の関わりを多角的に捉え、深めていく場となることを目指しています。そして、この大会が、今後のパラスポーツにおける看護職の新たな役割を見出す場、または現状をさらに推進する場となることを強く願っております。
実行委員会一同、準備を進めておりますので、多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。