2022年7月24日

定款(第1条名称)の改正について


趣意書


  1. 名称変更の提案
    【現行】
     第1条 日本障がい者スポーツ健康科学看護学会と称し、英文字表記をJapan Para-Sports Academy of Health and Nursing Scienceとする。
    【改正案】
     第1条 日本パラ・スポーツ看護学会と称し、英文ではJapan Para Sports Academy of Nursing Scienceと表示する。
  2. 改正の理由
     本学会は2018年3月18日に創設され、会員15名ほどの手作りの学会としてその活動を開始した。学会の名称は、スポーツを実践する障がい者の健康を看護学の立場から支援するための知識・技術を科学的に追求したいという理事の強い思いによって、「日本障がい者スポーツ健康科学看護学会」と命名した。その後はCOVIT-19によって、会員拡大活動が制限されるなか、2020東京パラリンピック開催による障がい者スポーツへの関心の高まりを追い風に、徐々に会員数が増加してきている。創設直後からの学術集会および慣習会の開催、学術誌の発行などにより、「日本障がい者スポーツ健康科学看護学会」という長い名称も、少しずつ知られるようになってきていると考えている。
     その一方で、名称が長いことによる認知の難しさも常任理事会等の会議の審議事項に上げられるようになった。たとえば、相手から何度も聞き返される、看護の中に健康科学は含まれるのではないか、などである。
     そこで、2021年10月の常任理事・監事会議から審議を重ねた結果、2022年8月の理事会議に、名称変更(案)「日本パラスポーツ看護学会」を提案するに至った。

以下に、学会の名称変更を必要とする理由を示す。

  1. 当学会に関心をもっていただける方々に説明する際、学会名が長いことにより相手に伝えにくく、伝わりにくく、何度も聞き返される。したがって、名称をより短く、学会の特徴を端的に表現することが望ましい。
  2. 本学会に緊密に関連する障がい者スポーツ組織は、2020東京パラリンピック開催を契機に、2022年3月に、“障がい者”という文字を使わない表現としてパラスポーツ協会に変更した。したがって、本学会の名称にある“障がい者スポーツ”という表現も、“パラスポーツ”と変更することが望ましい。
  3. 本学会に近接する障がい者スポーツ学会はパラスポーツ学会と名称変更した。さらに、2021年度新に設立された学会の名称はパラスポーツトレーナー学会である。したがって、本学会もそれら近接する学会に倣い、時期を逃さずに名称を変更することが望ましい。